Wood Pellet
木質ペレット
Wood Chip
木質チップ
バイオマス燃料とは
バイオマス燃料は、木材や枝葉などから作られる生物由来の再生可能なエネルギー源です。
原材料の成長過程で行われる光合成によるCO2の吸収量と、燃焼によって排出されるCO2の排出量が相殺され、実際に大気中のCO2の増減に影響を与えない「カーボンニュートラル」な燃料です。また、農作物の残渣や未利用材などを活用することで廃棄物の軽減にも繋がります。
ベトナム木質ペレット製造販売連合会
当社はベトナム木質ペレット製造販売連合会の会員として、日本での活動を行っております。
月間80,000トンからの木質バイオマス燃料が供給可能です。
FSC認証木材とPEFC認証木材の中から使用
木質ペレットはFSC認証木材とPEFC認証木材の中から原料としており、環境に配慮した持続可能な森林管理の元で生産されています。
木質ペレットとは
木質ペレットは、木材の削り屑、おがくず、代採残渣などの木材副産物を圧縮成型した小粒のバイオマス燃料製品です。サイズがコンパクトで高密度なので保管や長距離輸送が容易になります。また、水分分量が少なく、灰分が多いため燃焼がよく、メンテナンスコストも低く抑えられます。発電・工業用や住居用の暖房、農業用の燃料として使用できる他、大規模な用途では火力発電にも用いられるなど、環境保護・コスト削減の観点から注目を浴びている燃料です。
木質ペレットの特徴
- 再生可能な資源
- 環境に優しいクリーンなエネルギー
- メンテナンスコストの削減
- 着火性に優れ、取扱いが容易
- 他の木質燃料に比べて発熱量が大きい
- 長期的に安定した供給が可
木質チップとは
木材を細かく粉砕しチップ状にしたものをいいます。代採された木材をチッパーで機械的に加工したもので、環境負荷も少なく安価です。これらをボイラーで燃焼することで得られるエネルギーを電力エネルギーに変えた燃料です。ペレットより安価なため小規模な温水ボイラーから大規模な発電施設の燃料として利用されています。従来のディーゼル発電の際に生じるCO2を抑制することができ、環境負担も少なく「Co2削減」に大きな役割を
担っております。
木質チップの特徴
- 再生可能な資源
- 環境に優しいクリーンなエネルギー
- 木質ペレットより安価
- ボイラーへの自動投入・自動運転が可能
木質ペレット・木質チップ
なぜベトナムなのか
- ベトナムは農業国であり、農業生産からでる材料はバイオマスとして再用できる様類は多く豊富であります。
- 日本の地形と同様、ベトナムも山、森林が多く木質ペレットの原料であるアカシアなども植林が計画的に行われ成長も早いです。ラオス、カンボジアからの原料の入手 も期待できます。
- ベトナムは、木材生産加工産業が非常に盛んでありその製品はアメリカをはじめ 世界に輸出せれています。木材加工からおがくず廃材など有効に木質ペレットとして使われます。
- 木質ペレット生産設備の主要部品はドイツ、日本、中国から輸入し、ベトナムで組み立てることによって低価の投資ですみ、メンテナンスなどもしやすく、工場立ち上げも早いです。
- 安価な若い労働力を得られます。
- EUまたは米国からの輸入税の優遇政策を得られます。
- 今後、ベトナムの安定成長株である産業のため政府、銀行から強力な支援を得 られます。
- ベトナムは2,000kmの海岸線を持っており優れた港も保有しています。また世界をつながるメインの海の航路の重要なおもて玄関としての位置にあります。原料を工場までまた木質ペレットは工場から港までの輸送距離が短く運賃コストの競争力が有利 であります。
- ベトナムの現在のエネルギー源は、旧式の石炭火力発電所に依存しております。これを早急に新しいエネルギー源として有利な太陽光発電、バイオマス、木質ペレットで作られた環境に優しい発電所に切り替えられる政策方針が政府から出されています。これはCO2廃出量を削減することにもつながいます。
- 上記の有利な要素の組み合わせによってベトナムは木質ペレット市場の競争条 件を備えた国といえます。世界特に日本市場に今後供給量が倍増安定供給できる 見込みであります。最近、日本の大手エネルギー企業はベトナムのに木質ペレットの生産設備に建設投資しておりその規模も拡大されしつつあります。ベトナムと日本との木質ペレット産業の協力発展はCO2廃出量の削減に貢献し日本とベトナムは環 境保護産業全体の発展にもつながりこの分野は世界にリードすることになるであるでしょう。